耐震偽装と報道責任

 - 本当のことが知りたいんで...耐震偽装と報道責任にタックルしちゃおうかな、と
 
 
 
 

 
 

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■□ 耐震偽装 アパ 耐震不足報道に思う 

06年3月3日。イーホームズの報告「偽装確認。他物件は国交省主導で調査されたし」

昨日、2007年1月25日午前。国土交通省は、ホテルの耐震不足が新たに見つかったと発表しました。「京都市内のホテルの耐震不足等について」というタイトルです。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/07/070125_.html

昨年春、3月3日。イーホームズが、「偽装物件を確認。他の物件については国交省主導で調査されたし」と国土交通省に報告した設計事務所の物件でした。

昨年秋、2006年10月18日。耐震偽装問題とは無関係の別件で判決を受けた藤田東吾さんが記者会見で発表して、必死に訴えたにもかかわらず、マスメディアが、まったく、報道せず黙殺した設計事務所の物件でした。

昨年秋、藤田さんの告発をスルーしたマスメディアも今回は報道

このニュースを、たとえば、KNBは、2007 年 01 月 25 日 11:46に、次のように報じました。以下に引用します。
http://www2.knb.ne.jp/news/20070125_10046.htm

[引用開始]
富山市の設計事務所が耐震偽装

富山市の一級建築士事務所が構造設計した京都市内のホテル2か所で耐震偽装が見つかった問題で県などは、この会社が構造計算を手がけた県内の建物119件すべての調査を始めました。

富山市の田村水落設計が構造計算した京都市のアパヴィラホテル京都駅前とアパホテル京都駅堀川通の2件で耐震偽装が25日明らかになりました。

京都市が調査した結果耐震強度は基準値の71%と79%しかありませんでした。

京都市は建築主である金沢市のアパマンションにホテルの使用禁止を勧告と改修を指導しました。

田村水落設計は平成8年12月に設立し、これまでに設計に関与した168の建物のうち県内の119件について県と富山市、高岡市は偽装や耐震強度の不足がないか調査を始めました。

[引用終了]

市民の名誉挽回のチャンス 思いのほか早く 到来 

思いのほか早く、一年と少し前の大ポカを挽回するチャンスが私たちにやってきたようです。

ありがたいことです。

2005年の冬から2006年の春を思い出しましょう。
あの時、私たち市民は何をしたでしょうか。

私たち市民は、たいした検証もせずに、こう決めつけました。姉歯一級建築士が悪い。耐震偽装を見逃したイーホームズが悪い。建築主のヒューザーが悪い。元一級建築士に圧力をかけた平成建設が悪い、などなど。そして、藤田さんたちの必死の釈明に対して、「言い訳をするのか!!ケシカラン!!」と、いっさい、聞く耳を持たずに切り捨てたのです。

その結果はどうだったでしょうか。

私たちの判断の多くは大間違いでした。私たち市民は、アンポンタンだったのです。そして、本来なら、あの事件の被害者ともいうべき人たちに被害を与えてしまったのです。もっと、じっくりと両者の言い分を聞いて、公平な態度で、きちんと検証すべきだったのです。

2005-06の大チョンボのはじまりに思いを馳せる


あの大チョンボのはじまりはなにか。

それは、国土交通省の発表とメディアの報道を、頭から全部正しい事実だと信じ込んでしまったことです。

あれから一年と少し。
もちろん、状況は変わっています。

市民。国土交通省。政治家。メディア。確認検査機関。建築主。建築士。それぞれの立場で、教訓を得たはずです。よって、例えば、国土交通省は、こんどは、ありのままを、すべて、正直に、記者発表したのかもしれません。マスメディアも、国土交通省の発表を鵜呑みにするのではなく、ちゃんと裏をとって、「こんどは絶対大丈夫」と報道したのかもしれません。

管理人は、これまで藤田さんの主張を検証してきました。その結論は、耐震偽装問題についての藤田さんの主張の精度は高い、でした。よって、今回の発表と報道はかなり正しいと感じます。よって、この耳に心地よい情報を、全部、一つ残らず、鵜呑みにしたい誘惑にかられます。

一級建築士とアパ代表の釈明に、耳を傾け、自分で調べ、検証しよう。

しかし、私たちは、市民として果たすべき役割があります。私たちは、自由と民主主義を掲げる国の住人としての役割を、粛々と、果たす必要があるのです。なにしろ、一年と少し前に学んだんですから、同じ過ちを繰り返すわけにはいきません。

管理人はこう考えます。

たとえ、どれだけ受け入れやすいストーリーでも、確かめる事なしに、受け入れてはならない。どんなに待ち望んだ耳に心地よいニュースであっても、かならず、ひとつひとつ検証してからでなければ、真実と認めてはいけない。

というわけで、今回は、前回の反省を生かし、水落光男一級建築士とアパグループの元谷外志雄代表の釈明に、真摯に、耳を傾け、ひとつひとつ、しっかり、検証してゆきたいと思います。

藤田さんとイーホームズの主張「アパ物件の全棟検査を!!」の精度の高さは証明された。


とはいえ「田村水落設計事務所が構造設計を行ったアパ物件の全棟検査をすべきである」という主張が正しかったことは、通常人が疑いを差し挟まない程度にまでは、証明されたように思います。

このことは、管理人にとっても大きな喜びです。

なにしろ、やっと、
藤田さんとイーホームズ社員の皆さんたちの笛の音が、
ネットから現実世界に響いたのですから。

ここに、もう一度、四面楚歌の中で、警告の笛を吹き続けてきた藤田さんとイーホームズの社員のみなさんに、心からの尊敬と感謝を捧げます。

ありがとうございました.

もし、仮に「建築構造士」の偽装が事実だとしたら、日本建築構造技術者協会への打撃は甚大

権威ある日本建築構造技術者協会の「建築構造士」は日本に2530名2(006年4月1日現在)しかいません。

水落光男一級建築士は、単なる一級建築士ではなく、建築構造士資格の保持者です。
構造士番号K8201684。
この事実は、非常に重く受け止めるべき事実であろうと思います。
http://www.jsca.or.jp/

建築構造技術者協会への打撃は甚大を極めるでしょう。
もし、本当に、建築構造士が意図的に偽装をしたことが真実だと証明された場合は。

もしそうなったら、我が国の建築の信用が土台から揺り動かされる極めて深刻な事態。
こう言わざるをえません。

第2幕がはじまった、という印象を禁じ得ません。

2007.01/26(金) |  未分類  | Comment(6)  []

 
 

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