耐震偽装と報道責任

 - 本当のことが知りたいんで...耐震偽装と報道責任にタックルしちゃおうかな、と
 
 
 
 

 
 

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■□ アラミド繊維による補強 研究発表プログラム  

2005年11月5日 藤田社長とイーホームズ社員の会話 「アラミド繊維を用いた補強法があります。」

耐震強度の不足した姉歯物件のマンションをどうすべきか??

『月に響く笛 耐震偽装』によれば、2005年11月5日、藤田東吾社長は、耐震強度の不足したマンションをどう補強するかについて、彦根本部長と以下のやりとりをしたそうです。

[引用開始]
僕は、「ちょっと教えてください」と、隣接する会議室に彼を誘った。

「昨日話していた、化学物質による補強工事とはどういうことなんですか。分かりやすくお願いします」。

彦根は叩き上げてスーパーゼネコンに定年まで勤めた人物だ。技術知識への貪欲さや姿勢において、イーホームズスタッフの中で群を抜いていた。

「アラミド繊維を用いた補強法があります。どういう事かと言うと、特殊補強材アラミド繊維と液体樹脂を特殊配合して、RC(鉄筋コンクリート)構造建築物に浸透密着させて劣化の進行を抑止する方法です。アメリカのNASAが開発した補強手法で、簡単に言えばRC構造に吹き付けるだけだから、施主にとって精神的な障害となる見た目の問題もクリアできます。今までは、認定されてこなかったのですが、これをイーホームズで評定し補強に用いるようにしたらよいのじゃないでしょうか。そうすれば基準法上の適合性、適格性も付与できるばずです」

この説明を聞いて、僕はこれなら解決できるんじゃないかと思った。(p.119)
[引用終了]

2007年2月17日 日本建築学会東海支部学術研究発表会 「粗い間隔でアラミド繊維補強を施した壁付きRC柱に関する実験」

このあいだ、『建築雑誌』(2007年1月号)を、なにげに見ていたら、この「アラミド繊維」という言葉が、2006年度日本建築学会東海支部学術研究発表会プログラムにあるのを見つけました。

かなり、専門的な話とは思いますが、関係者の方は、ぜひこれらの発表を拝聴しておかれてはいかがでしょうか。

2006年度「東海支部研究発表会」プログラム
日 時 2007年2月17日(土)・18(日)9:00~17:00
会 場 愛知工業大学

以下に発表題目をご紹介します。
なお、司会者名や発表者名は、下記の日本建築学会東海支部HP掲載の「研究発表プログラム関係」のPDFで各自お確かめ下さい。
http://news-sv.aij.or.jp/tokai/



[引用開始] 
201: 粗い間隔でアラミド繊維補強を施した壁付きRC柱に関する実験 (その1 高軸値力下における変形性能)

202: 粗い間隔でアラミド繊維補強を施した壁付きRC柱に関する実験 (その2 付着割裂柱と極短柱)
[引用終了]

アラミド繊維は、実際、姉歯物件の補強に用いられた by 藤田東吾

なお、このアラミド繊維は、現在では、実際に使用されるようになったそうです。

藤田さんは、『月に響く笛 耐震偽装』にこう書いています。

[引用開始]
この時、彦根が提案した補強方法は、平成18年に入って日本建築センター等で評定を受け、実際に姉歯が関与した偽装マンションの補強として用いられている。忸怩たる思いもあるが、イーホームズが主張していたことに間違いはなかったことを、僕は改めて思った。・・・
[引用終了]

2007.02/06(火) |  未分類  | Comment(0)  []

 
 

 
 

■□ 藤田東吾に、今、聞きたいこと

今、この日本の中に、アパの偽装物件を糾弾するのは、もう僕個人しかいないかもしれない。

最近、藤田さんは、ほとんど、発言されなくなりました。

2007年1月26日に、第二次耐震偽装問題がはじまった次の日に、「イーホームズ株式会社
代表取締役 藤田東吾」名で、「関係者の皆様」という公式声明出した後は、沈黙を守っていらっしゃいます。

藤田東吾著『月に響く笛 耐震偽装』, p.391にこんな独白がありました。

「今、この日本の中に、アパの偽装物件を糾弾するのは、社員も去り、イーホームズも消えようとする中で、もう僕個人しかいないかもしれない。たとえそうだとしても、僕はイーホームズの創業者として、そして代表者として、スタッフが発見したアパの不正を伝える。同時に、アパの不正を隠蔽しようと、力を出す者たちを炙り出したい。」

この本のネットでの申し込みはimairr.comへ
http://www.imairu.com/books.html

今、やっと、この日本の中に、アパの偽装(?)物件を取り上げるメディアが見受けられるようになって来ました。数日前から、イーホームズという言葉が国交省HPにポジィティブな意味で掲載されています。ネットの世界は、もともと、この問題の本質を知っています。それでも、もし、今も、ネットにアクセスしていらっしゃるなら、イーホームズや藤田東吾というキーワードのヒット数にさぞ驚かれるでしょう。

悔しくて悔しくて、いてもたっても、いられないお気持ちでしょうか??

そして、イーホームズが、ずっと、主張してきたことが間違っていなかったことを、人々が、認めはじめているのを、どんな気持ちで眺めていらっしゃるのでしょう??

一年前、もう少し周囲が、イーホームズの言い分に真摯に耳を傾けていれば、事態はもっとはやく解決し、イーホームズも元気に業務を継続していたはずです。悔しくて悔しくて、いてもたっても、いられないお気持ちでしょうか??

それとも、イーホームズは地に落ちた一粒の麦である。「一粒の麦もし地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、死なば多くの実を結ぶべし」。そう感じていらっしゃるのでしょうか??

管理人は、なんとなく、少なくとも、前者ではないと思います。たいした理由はなく、強いて言えば、この約四ヶ月、藤田さんをウォッチしてきた管理人の感覚です。

ふと、また、『月に響く笛 耐震偽装』の言葉が頭に浮かんできました。この言葉は、本Blogの2006年12月30日の日記でも紹介しましたけど、とても深く考えさせられるシーンです。(小見出しは管理人)
http://tobeajornalist.blog71.fc2.com/blog-date-200612.html

逮捕前日のチャンスを逃したことが、悔やまれて仕方がなかった。

[引用開始]

逮捕された後、構造計算書の偽装を公表したことは間違っていたのだろうかと、検事調べが終わり、保釈までの約一週間の間、独房の床に仰向けになって、手の届かない高さの天井を眺めながら、何度も何度も気の遠くなるくらいの回数を考えた。僕が信じた正しさを追求したことで、逮捕された。まして、耐震偽装事件とは全く関係のない、司法書士のX先生までも巻き込んでしまった。

<中略>

子供が友達に何か言われていないか心配だった。子供は無邪気だが残酷でもある。何故こんなことになってしまったのか。公表しなければ、こうはならなかった。

<中略>

死んでしまいたかった。もはや死ぬしかないと思った。死ぬことは、際限なく襲い続ける恐怖から逃げ出す唯一の方法だった。

<中略>

抵抗することの意味の有無なぞ考える気もしなかった。ただ死んでしまいたかった。逮捕前日のチャンスを逃したことが、悔やまれて悔やまれて仕方がなかった。頭が少しずつ狂っていく気がした。狂う頭は、死のチャンスを奪った妻を、憎む気持ちさえ生んだ。神経は消えかかっていた。廃人になっていく自分を感じていた。差し入れられた服を着替える気も起こらず、初日に貸与された胸に大きく「留」と書かれた通称マルトメのくすんだ青のジャージを、僕はずっと着続けた。」
[引用終了]

どうしたら、イーホームズの誠に市民は応えた。たしかに、笛の音は月に響いた。こう胸を張れるのか??


ヨハネ福音書の言葉が浮かんできます。何度かご紹介しました。
You know the truth. And the truth shall make you free.

たしかに、多くの市民は真実を知りました。藤田さんとイーホームズの皆さんの鬼神をも哭かしめる敢闘精神の成果です。では、イーホームズの社訓でもある後半、the truth shall make you free.は成ったでしょうか??もしそうなら、この国の誰が自由になったのでしょうか??もし、まだ為されてはいないというのなら、何をどのようにしたら、ぼくたち市民はそう言えるのでしょうか??

なにをすることをもって、比喩的に、ついに、私たちは、あの月にまで笛の音を響かせることができた。そう言い得るのでしょうか??どうしたら、真実を知った市民は藤田東吾氏とイーホームズの積誠に応えた。こう言い得るのでしょうか??

こんな言葉も浮かんできます。(小見出しは管理人)

「5月11日に、江戸護送の知らせをうけてからは、いまひとつ、「誠」という字を念頭におき、これを私の行動のよりどころとしようといろいろ考えてみた。ちょうどそのころ、杉蔵が「死」の字を私におくり、死を覚悟することを説いた。

誠を尽くしても感動しない者は、いまだ一人もいない

しかし、私はそれについては考えず、一枚の白の綿布を求めて、これに『孟子』の「誠を尽くしても感動しない者は、いまだ一人もいない」の一句を書き、手拭に縫いつけ、それを持って江戸に来て、これを評定所のなかに留めおいた。これも、誠についての私の志をあらわすためであった。

天が、私のとるにたらないが、しかしひとすじに思う真心をくみとり、私を助けてくれるならば、幕府の役人もかならず私の説に耳を傾けてくれるであろうと、志を立てたのである。 」(留魂録)

「誠を尽くしても感動しない者は、いまだ一人もいない」。吉田松陰先生のお好きだった言葉です。先生が、高杉晋作・久坂玄瑞ら弟子達に投げつけた炎のような言葉も頭に浮かびます。

「僕は忠義をするつもり、諸友は功業をなすつもり」

(僕は自分の利害など度外視して、ひたすら誠を積むつもりだ。一方、君たちは、自分の利害が大切で、立身出世をするつもりなのだ。)


今、藤田さんに聞きたいことは何ですか ??


去年の秋からこの日記でご紹介して来たいろいろな言葉を、今、ふりかえり、そして、思う事は、藤田東吾氏が、今、何を感じ、どんなことを考えているのかを聞いてみたい。これに尽きるように思います。

そんなわけで、管理人は、Yahooグループ「藤田東吾を国会へおくるかい??」で、「今、藤田さんに聞きたいこと??」を募集しています。興味のある方は、ぜひぜひ、ご参加ください。

なお、管理人は、一月下旬頃、藤田東吾参議院議員が国会で佐藤信秋参議院議員と建設的な意見を戦わせる夢を見ました。夢の中のシーンとはいえ、見応えのある論戦。もし、仮に、万一、あれが現実世界で見られるようなことがあったら、きっと国会中継に釘付けでしょう。

ただ問題は、肝腎の藤田東吾氏が佐藤信秋さんのような活動はまったくしていらっしゃらないことです。よって、現時点でのYahooグループ「藤田東吾を国会へおくるかい??」は、単に、「こんな人が仮に国会議員だったら、それってどうよ??」というテーマについて、一般市民が、わいわいと、閉じたグルーブ内で話し合っている。素人のレベルの話にすぎません。この点はぜひご了承下さい。

 ↓↓↓



『藤田東吾をdietへおくるかい??』に参加する

http://groups.yahoo.co.jp/group/togotodiet/



2007.02/06(火) |  未分類  | Comment(0)  []

 
 

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