耐震偽装と報道責任

 - 本当のことが知りたいんで...耐震偽装と報道責任にタックルしちゃおうかな、と
 
 

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■□ 耐震指標値の混同についてのお詫び

耐震指標は少なくとも3種類存在 Qu/Qun, Is/Ie, そして, Is/Es

伊賀市の幼稚園の校舎の「構造耐震指標値」0.05がどうも気になりました。より具体的には、耐震強度、つまり、Qu/Qunとの関係が気になったのです。

調べてはじめたのですがまだ判明しません。

ただし、検索過程で、耐震指標値が複数あることがわかりました。長野県のHPで二つみつけました。「県有施設の耐震診断結果について」です。
http://www.pref.nagano.jp/jyuutaku/kentiku/sokushin/shindan.html

より具体的には、2007.03.01付けpdf 「県有施設の耐震診断結果について」です。
http://www.pref.nagano.jp/jyuutaku/kentiku/happyou/si190301.pdf

このpdfを読むと「耐震指標値」という文言が2種類あります。しかも、「 下表1、2の耐震指標値の安全性の評価は概ね同じレベルではありますが、算出方法が異なり、同一表記とする根拠がない」となっています。違いは「官庁施設の総合耐震基準(昭和62年4月)」と「既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準」を比較すればわかりそうです。ただし、どこにあるのかまだ特定できていません。

とりあえず、このpdfからご紹介します。

まず、「官庁施設の総合耐震基準(昭和62年4月)」では、IS/IEで定義される「耐震指標値」の意味するところは以下のようらしいです。(SとEは大文字で小さな活字になっているがネットで再現できないので大文字表記とした)

・IS/IE<0.3→ 倒壊・崩壊の危険性が高い
・0.3≦IS/IE<0.6→ 防災拠点としての機能が損なわれる
・0.6≦IS/IE<1.0→ 防災拠点としての機能が損なわれる恐れがある

例えば、上田合同庁舎の本館棟 (昭和46年)は0.16、長野合同庁舎の庁舎(昭和35・40) は0.12ですから、「倒壊・崩壊の危険性が高い」ことには間違いないようです。でも、このリスクが、震度いくつくらいand/orマグニチュードいくつくらいに対してのものなのかは、このpdfには書いてありません。

伊賀市の幼稚園の園舎の0.05は、中日新聞記事の文脈から判断してたぶんこの値のようです。

[引用開始]
文部科学省が定める構造耐震指標が、早急に改築または改修を要する0・3を大幅に下回る0・05だった。(中日新聞, 2007.03.04)
[引用終了]

3種類の指標の定義 現時点では、管理人には不明 m(_ _)m


次に、IS/ESで定義される「耐震指標値」というのがあるようです。

こちらは、「既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準」にもとづいている、らしいです。こちらの「耐震指標値」の意味は以下のようとのことです。

IS/ES<0.5 →地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性ある
0.5≦IS/ES<1.0 →地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性高い

例えば、岡谷工業高校の第2屋内運動場(昭和39)は0.23なので、地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性があるようです。でも、こちらの数値も震度いくつくらいand/orマグニチュードいくつくらいに対して、倒壊または崩壊する危険性ありなのかは書いてありません。そのリスクの確率確率も不明です。

これらの3種類の指標値はどんな関係にあるのでしょうか?

ネットで検索してみましたが、IS/IEとIS/ESの式には、今日時点では、途中まではわかりましたけど、定義の最後までたどりつけません。まだ、ネットには未掲載なのか。それとも、検索の仕方が悪いのか。いずれにしろ、大学図書館で専門書を探さないといけなさそうです。もちろん、Qu/Qunとの関係も不明確です。

それでも、少し、わかったことをまめてみます。

IS/IE, IS/ES, & Qu/Qunは、いずれも数値が低いほど耐震性は低い(ネットではISのS、IEのE、ESのSは小文字、長野県のpdfは大文字で活字が小さいという違いがありますけど、たぶん同じと思われます)。しかし、これらの数値は定義が異なるので、数値同士を直接比較するのはNG。

Is→構造耐震指標
Es→耐震判定基本指標
Is=Eo×SD×T ・・・ Eo:保有有性能基本指標、SD:形状指標、T:経年指標


ここで、必然的に、管理人の失敗が判明しました。

管理人 今日までQu/QunとIs/Ieを混同 ここに深謝致します。

管理人は、以下に引用する2007年2月2日付け信濃毎日新聞を読んで、記事の数値がQu/Qunだと思い込みました。
http://tobeajornalist.blog71.fc2.com/blog-date-20070202.html

[引用開始]
長野市の県庁や、県内の県合同庁舎のうち7カ所の耐震強度が、現行の建築基準法に基づく基準値1・0を大幅に下回っていることが1日、県が行った耐震診断で分かった。最低は長野合庁(長野市)の0・12で、0・16の上田合庁(上田市)、0・27の大町合庁(大町市)の計3棟は、震度6程度の地震で「倒壊・崩壊の危険性が高い」と診断されている。

いずれも現基準が適用される1981年以前の建築で、法的に問題はないが、
[引用終了]

で、本Blogの2007年02月02日の日記、つまり、「県合同庁舎 耐震強度0.12と判明 耐震偽装で」を書いてしまいました。しかし、上記の長野県HPのpdf「県有施設の耐震診断結果について」によると、この数値はQu/Qunではなく、Is/Ieだったようです。

ここにお詫びいたします。もうしわけありませんでした。式の定義や分類基準が不明なので、現時点では、どう訂正して良いのかわかりません。また、ご報告します。

とりあえず、Is値については以下をどうぞ。

耐震診断結果の読み方と補強目標の検討
http://www.taisin-net.com/solution/taiseis_eye/taisinmokuhyou/index.html

やっちまった・・・・
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2007.03/06(火) |  未分類  | Comment(0)  []

 
 

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