耐震偽装と報道責任

 - 本当のことが知りたいんで...耐震偽装と報道責任にタックルしちゃおうかな、と
 
 

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■□ 耐震偽装 それぞれの3月

アパ成田補強へ 姉歯元一級建築士再保釈 耐震偽装関連裁判継続中 偽装を見破るテストも開始

関連ニュースを4点ほど。

(1)イーホームズが報告した水落物件<アパガーデンパレス成田>の補強計画書が千葉県に提出されました。

以下、2007年3月9日のKNBニュースから引用します。
http://www2.knb.ne.jp/news/20070309_10585.htm

[引用開始]
「耐震強度不足、アパ成田補強計画書を提出」

富山市の田村水落設計が構造計算し、耐震強度の不足を指摘されている千葉県成田市の「アパガーデンパレス成田」について、建築主のアパマンションは9日、11階建ての上の2階部分を撤去し、耐震性を向上させるとする補強計画書を千葉県に提出しました。
[引用終了]

読売新聞も、3/7に「成田の強度不足マンション、アパ側が補強計画書を提出」というタイトルで報道しました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070309ic02.htm

アパHPでもpdf「AGP<成田>補強計画案提出について【07.3.9】」がリリースされました。
http://www.apa.co.jp/release/index.html

(2)姉歯元一建築士が保釈されました。

2007年3月9日の時事ドットコムから引用します。

[引用開始]
姉歯被告が再保釈=保証金700万円-東京高裁

耐震強度偽装事件で、建築基準法違反や議院証言法違反(偽証)などの罪に問われた元一級建築士姉歯秀次被告(49)=一審実刑、控訴=について、東京高裁(原田国男裁判長)は9日までに、再保釈を認める決定をした。同被告は同日夕に保釈され、東京拘置所(東京都葛飾区)を車で出て、千葉県内の自宅に戻った。
[引用終了]

(3)ヒューザーと木村建設の裁判の傍聴記が03月04日付のBlog『小太郎とカラスウリと』にリリースされています。
http://kotarozonu.seesaa.net/article/35209396.html

ヒューザーの法廷の予定は、「3月15(104号法廷).27日、4月13.26日」とのことです。

(4)偽装を見破るかどうかの判定員になるための講習会がはじまりました。

要は、構造計算書の偽装を見破れるかどうかの模擬テストということです。

2007年3月8日付けのAsahi.comから引用します。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200703080015.html

[引用開始]
耐震偽装見抜く「判定員」養成 大阪などで講習会始まる

耐震強度の偽装を建築確認時に見抜くため、6月から導入される「構造計算適合性判定制度」の判定員になるための講習会が8日、東京、大阪などで始まった。

新制度では、20メートル超の鉄筋コンクリート造りや4階建て以上の鉄骨造りなどの建築物について、第三者の「構造計算適合性判定機関」がチェックする。判定員は、日本建築構造技術者協会(JSCA)認定の建築構造士や研究者ら専門家が想定されているが、判定員になるには講習会を受け、演習に合格することが条件となっている。
[引用終了]

こんな疑問がわきました。

(1)このテストは、偽装された計算書と偽装されていない計算書の中から、偽装されたものを見つけ出すテストなのか。それとも、(2)計算書中に偽装があることを知らされた上で、どこに偽装があるかを見つけ出すテストなのか。それとも、(1)と(2)の両方のテストなのか。

実戦上は、当然、前者が大事と思われます。
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2007.03/11(日) |  未分類  | Comment(4)  []

 
 

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From : サリー #02HQFJ0M / URL -  2007.03・11  [edit]

>(1)このテストは、偽装された計算書と偽装されていない計算書の中から、偽装されたものを見つけ出すテストなのか。それとも、(2)計算書中に偽装があることを知らされた上で、どこに偽装があるかを見つけ出すテストなのか。それとも、(1)と(2)の両方のテストなのか。
実戦上は、当然、前者が大事と思われます。


私は3/8の構造計算適合性判定の講習を受け、演習もして来ました。

演習問題は、構造計算書(50頁くらい)を渡され、設問が4問で記述式です。
(なお、1級建築士の問題は五者択一です。)
計算機持ち込み不可なので、計算間違いや、数値の食い違いや差し替えを探すクイズみたいなものではありません。
構造計算する上で、基本になる設計方針や、考え方や、方法がおかしくないかを見る問題でした。それが適正か、不適正か。不適正な場合は説明文を書く問題です。RC造の実務のある方には簡単な問題だったと思います。良い問題だったと思います。

■□ もはや

From : キムラ #- / URL -  2007.03・12  [edit]

tobeajournalistさんの、テキストを冷静に丁寧に読み解いて行く手法に感心します。失礼ながら、建築の専門家でもなく、さらに少し遅れてやってきたにも関らず、今や耐震偽装問題についての理解度、説明のわかり易さでは他をしのいで抜きん出ていると思います。全てではありませんが、ブログ開設時から読ませていただいています。

しかしです。
マスコミや政治家の無視によってか、一度消えかけた問題がAPAの物件で再燃したかに見えたのに、今また沈静化しつつあるように見えるのはなぜでしょうか。しかもこの静かさは藤田社長が不在であるぶん、前回以上のものだと思います。

もはや、社会の最大の謎は沈黙するマスコミでも火の粉が掛からないように振舞っているように見える野党の政治家でもなく、沈黙する藤田氏とそれを支援してきたブロガーの沈黙であると、私には見えます。

やはりこのまま事態は収束して行ってしまうのでしょうか。国土交通省や都市再生機構や行政の責任は追求すべきほどのものもなかったのでしょうか。それで良かったのかなあ。今はよくわからなくなってしまいました。世の中を無闇に煽ろうとは思いませんが、大きな声を上げる人のいた時代が懐かしいです。冷静な分析はいつでも必要なものなんですが。

■□ 

From : 管理人 #- / URL -  2007.03・13  [edit]

サリーさん、こんにちは。

>構造計算する上で、基本になる設計方針や、考え方や、方法がおかしくないかを見る問題でした。それが適正か、不適正か。不適正な場合は説明文を書く問題です。

貴重な情報ありがとうこざいます。一連の問題の解決が良い方向に向かっていると信じたいです。

ところで、07/03/12の共同ニュースによると、国交省は水落一級建築士の免許を取り消す方針のようです。
http://www.chunichi.co.jp/chubunews/21351062.shtml

この処分は妥当の範囲にあるのでしょうか??

実際に、この行政処分が行われた場合は、水落氏は取り消し処分の取り消しand/or無効確認を求めて行政訴訟を提訴することになるかもしれません。。。

■□ 

From : 管理人 #- / URL -  2007.03・13  [edit]

キムラさん、はじめまして。

>マスコミや政治家の無視によってか、一度消えかけた問題がAPAの物件で再燃したかに見えたのに、今また沈静化しつつあるように見えるのはなぜでしょうか。

複数の要因があると思いますが、最大のファクターは、やはりキムラさんのご指摘にもあるように、「沈黙する藤田氏」ではないかなあ、と感じます。

昨年以来、訴えて来たアパと田村水落設計事務所の事案についてのイーホームズのミッションは、今年に入ってからの報道や国交省の発表によって、完結した、と判断されたのかもしれませんね。

あるいは、水落物件の調査終了までは静観する方針ということも考えられます。

昨年秋以来の藤田さんのネットでの活動に照らすと、時機をみて一連の状況についての総括をネットにリリースして、読者への説明責任を全うされるべきと感じます。

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