耐震偽装と報道責任

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■□ 水落一級建築士 免許取消確定 

水落光男一級建築士 処分に同意 KNB報道

2007年3月14日付けのKNBニュースによると、中央建築士審査会は、2007年3月14日に、富山市の水落光男一級建築士の懲戒処分について協議し、建築士の免許を取り消すことに委員全員が同意したしいうことです。理由は(1)耐震強度不足の建物を設計したことと(2)構造計算書を偽装したこと、これらが建築基準法に違反したということのようです。

一方、水落光男一級建築士は、2007年3月14日付けで確定したこの処分に対して、「偽装はこれまで同様、否定しましたが、処分内容については同意している」とのことです。

KNBニュースから引用します。
http://www2.knb.ne.jp/news/20070314_10634.htm

[引用開始]
14日の審査会では水落一級建築士が耐震強度不足の建物を設計したことに加え、構造計算書を偽装し建築基準法に違反したとして建築士の免許を取り消すことに委員全員が同意し、14日付けで処分が確定しました。

水落一級建築士は今月5日国土交通省の聴聞に対し、偽装はこれまで同様、否定しましたが、処分内容については同意しているということです。

また県も水落一級建築士の事務所である田村水落設計について早ければ来月中にも事務所登録の取り消しや閉鎖などの処分を決める予定です。

耐震強度偽装ではこれまで姉歯秀次被告らが建築士免許の取り消し処分を受けています。

一方、処分を受けた水落1級建築士は、14日は、富山市内の田村水落設計にいましたが混乱しているなどとして取材には応じませんでした。

あさって、改めてコメントしたいと話しています。
[引用終了]

国交省HP 水落一級建築士 「違反設計(耐震性不足)及び不誠実行為を理由として、免許取消」


水落一級建築士への処分についての詳細は国交省HPの「一級建築士の処分について」で公開されています。

一部引用します。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/07/070314_2_.html

[引用開始]
一級建築士の業務停止又は免許の取消しに係る懲戒処分は、建築士法第10条第1項各号に該当する場合に、同条第4項の規定に基づき、中央建築士審査会の同意を得て行うこととなっております。このたび、別紙のとおり一級建築士10名に対する懲戒処分について中央建築士審査会の同意を得て、3月14日付けで処分通知書を発送いたしましたのでお知らせします。概要は以下のとおりです。

(株)田村水落設計事務所が構造計算を行った物件の設計に関与した一級建築士(1名)
違反設計(耐震性不足)及び不誠実行為を理由として、免許取消

* 既に耐震性に問題があるとして、特定行政庁(京都市、千葉県、大阪市)が公表を行った「アパヴィラホテル京都駅前」、「アパホテル京都駅堀川通」、「アパガーデンパレス成田」及び「アパホテル天王寺駅前」等に係る懲戒処分
[引用終了]

水落一級建築士への免許取消処分について、国交省の安富事務次官のコメントは公表されていないようです(see 安富事務次官会見要旨(平成19年3月12日))。

一方、冬柴大臣は、3月13日、少しコメントされています (see 冬柴大臣会見要旨(平成19年3月13日))。以下に引用します。
http://www.mlit.go.jp/kaiken/kaiken07/070313.html

[引用開始]
(問)富山の建築士で、構造計算書類の改ざんや偽装があったということで処分する方針ということなのですが、これについてご所感をお願いします。

(答)手続きを経て、厳格な処置をとりたいと思いますけれども、人の身分に関することですので、我々としてはそのような方針ですけれども、まだ手続きをこれからする段階ですので、コメントは差し控えさしていただきたいと思います。
[引用終了]

免許取消処分への不服申し立てや行政訴訟は行われない可能性大

意図的な偽装ではないというのであれば、(1)行政不服審査法に基づいて、不服申し立てを実施したり、(2)行政事件訴訟法に基づいて、前回ご紹介した行政訴訟をおこして争うという選択も当然考えられます。

しかしながら、KNBによると水落一級建築士ご自身が「処分内容については同意している」ということのようです。よって、もしこの報道が正しいのであれば、そういう状況にはならない、と推論されます。

行政不服審査法
http://www.houko.com/00/01/S37/160.HTM

行政事件訴訟法
http://www.houko.com/00/01/S37/139.HTM


なお、建築士法第28条を根拠として設置され、国土交通省住宅局建築指導課に事務局をおいて、「一級建築士試験をつかさどるとともに、この法律によりその権限を属させられた事項を処理する」中央建築士審査会の平成18年11月19日現在の委員名簿は以下にあります。
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/singi/sinsa/sinsa02.html
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2007.03/15(木) |  未分類  | Comment(0)  []

 
 

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