耐震偽装と報道責任

 - 本当のことが知りたいんで...耐震偽装と報道責任にタックルしちゃおうかな、と
 
 

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■□ 耐震偽装 先週の冬柴大臣と記者の質疑応答 今日HPで開示 

マスメディアに平成19年1月26日に話した冬柴大臣のちょー過激な、たとえ話 

さっき、午後7時半くらい、国土交通省HPにアクセスしたら、耐震偽装とその隠蔽問題関連のリリースが2つありました。
http://www.mlit.go.jp/

H19.1.30
安富事務次官会見要旨(平成19年1月29日)
http://www.mlit.go.jp/jikankaiken/jikankaiken07/070129.html

冬柴大臣会見要旨(平成19年1月26日)
http://www.mlit.go.jp/kaiken/kaiken07/070126.html

今日、つまり、平成19年1月30日に国土交通省HPにリリースされた平成19年1月26日の冬柴大臣会見要旨、より具体的には大臣と記者のやりとり、のみ紹介します。

言い換えれば、以下の冬柴大臣会見は、先週の金曜日、つまり、アパ物件が発表された次の日の朝に、マスメディアが知っていたことです。

メディアは、どのくらいまで、市民への責務を果たしているのか??


この冬柴大臣と記者の質疑応答の要旨は、かなりポイントかもしれません。

マスメディアが、どのくらい、きちんと市民に事実を報道しているか、否かを確かめるためには。

さて、どのくらい国民の知る権利の負託に応えてくれてるのでしょうか??

[引用開始]
平成19年1月26日(金)
9:45~10:12
国土交通省会見室

(問)
昨日、京都のホテル2件で耐震偽装の件が明らかになり、国民の不安が高まる事態が残念ながら起こりました。調査終了の目途と事態解明に向けた決意をお聞かせ下さい。

「構造計算書の偽装確認 誠に遺憾 関係者は厳正な処分」(大臣)

(答)
姉歯元建築士などが関与した物件に加えて、今回、新たに京都市内のホテル2棟について構造計算書の偽装が確認されまして、国民の不安が高まっているであろうということを考えますと、誠に遺憾だというのが私の率直な気持ちであります。

今回、株式会社田村水落設計が関与をしました168物件全てについて、特定行政庁に対し耐震性の状況等の調査を行うよう依頼したところであります。今後、事実関係を明らかにした上で、関係者の処分についても厳正に対処してまいりたいという決意であります。

先の42物件のサンプル調査において、田村水落設計の対応の遅れ等により調査が進まないという事例も見受けられたところでありますが、国土交通省としましては、技術的に高度な物件については、財団法人日本建築防災協会というところがありまして、その中に設けられた違反是正支援委員会という専門家集団がありますが、これを活用しようと。

「高度な物件は専門家集団 例えば、日本建築防災協会や日本建築構造技術者協会に」(大臣)
 

あるいは適切な第三者の構造技術者の確保が困難な場合には、社団法人日本建築構造技術者協会と連携するなど、構造に関する高度な専門知識を有する者を活用した検証を行うように特定行政庁に働きかけているところであります。

また、そういう専門家集団に対しては、我々の方から全面的な協力のお願いをしているところであります。今回、新たに追加調査をお願いしたところでありますが、物件が地域的にも偏在をしています。その上、物件の規模や構造等により検証作業の難易度も様々ということもあり、調査終了の目途については一概には申し上げられませんけれども、今後、こうした特定行政庁に対する技術的支援を積極的に行い、国民の不安解消のため、全力で取り組んでまいります。もちろん早急に結論を得るように努力するということも含むわけであります。

「違法やっていないと弁明を繰り返しているが、国交省は、特定行政庁にきちんと確認し、その時に偽装の認識有りたるものと判断」(大臣)

今日の報道等を見ましても、田村水落設計はそんな違法なことはやっていないとかいうような弁明を繰り返しているわけでして、我々は客観的事実として、この時にこうしたのはどうだったかとかいうことを、特定行政庁にきちんと確認して、その時に偽装の認識有りたるものと判断しているわけですけれども、今になってもまだ偽装と認めないということが、調査が難しく進まなかった1つの原因ですし、また先方も平素の仕事をしながら調査に応じているところ、特定行政庁もたくさん仕事があるわけですが、それに重ねてこの問題をやっているというようなことから、相当時間がかかりましたけれども、仰る通り早急に結論を得て、国民に1日も早く安心していただけるようにしたいと思っているところで、努力はしていきます。

「田村水落設計にはJSCAの建築構造士資格を持っていた方が・・」(記者)

   
(問) 今の件なのですけれども、この件は姉歯物件とは少し違いまして、JSCA( ジャスカ((社)日本建築構造技術者協会)) と連携をと仰った、このJSCAの建築構造士という任意の資格を持っていた方で、高度ないろいろなご自分の見解があって、それに基づいて主張されることで、今仰ったとおりですけれども、非常に調査に時間がかかっているし、反論もということで、千葉県とか埼玉県の例を見ても、たぶん特定行政庁では相当調査が難航する、それが繰り返されると思うのですけれども、国交省としてご本人に偽装に関しての本人の本当の見解はどうなのかとか、調査を直接行うお考えはないか。自治体ごとに、また168件が本人に殺到するわけですよね。そうすると1件1件が非常に滞ることが予想されるのですけれども、その辺はいかがですか。

「彼の言い分は独自の判断 専門家集団の知見を借り、客観的に耐震強度0.7という結論」(大臣)


(答) 今私が幹事社の問にお答えしたように、社団法人日本建築構造技術者協会等専門家集団がありますので、そういう人達の知見を借りながら、彼の言っていることが独自の判断であって正しいものではないという反論ができると、私は思うわけです。もちろん建築士法は国土交通大臣の所管ですので、今仰ったことも1つの考え方だと思います。けれども、専門家集団の知見を借りながら、客観的に耐震強度が0.7しかないという結論は出るわけで、そういうものについていくら弁明されても、1を切っているという客観的事実があれば、私は結論を得られると思います。それから千葉のことを仰いましたけど、千葉は非常に大きな物件ですので、そういうものばかりではないと思うのです。また富山には、そこが本社であるからそういうようになったのだと思いますけれども、116件も物件が集中しているわけですが、それは必ずしも全部巨大な構造物の建物というわけではありませんので、そこは工夫をしながら、特定行政庁も忙しいですけれども、この問題に集中して、取り組んでいきたいと。それについては、我々もそういう専門家集団にご協力をお願いして、やらせていただきたいということです。
 
(問) 今回の田村水落設計の件は6月からサンプル調査などを始めていて、かなり長い期間経っていますが、調査に時間がかかったことについてご説明もありましたけれども、実際に京都市がヒアリングをしたのが10月、11月頃で、昨日の発表までかなり時間がかかっているわけですけれども、その間に強度に問題のある建物に実際に多くの方がお住まいになられていて、不安も感じていたかと思うのですが、その辺はどうしてこんなに時間がかかったのか、調査が難航したことに加えて、国交省の対応に問題がなかったかどうかについてお答えお願いします。

「確証を掴んだ後も田村水落設計はいろいろな弁解や新たな自分の考え方を述べられる」(大臣)


(答) ここはよく考えて欲しいのですが、こうした情報により、風評被害の発生のおそれがあり、あるいは中に入っている方達自身にとっては大変なショックなのです。住民の方々のご意向というものとかも全く無関係に公表してしまって良い問題ではないように思うのです。そういう確証を掴んだ後でも田村水落設計はいろいろな弁解や新たな自分の考え方を述べられるわけでして、その中でそのようなことをこちらが発表した場合には相当な混乱が生じてくるだろうと。そういう意味で、特定行政庁としても、これが0.5を切るようなことになってきますと大変ですけれども、そのところを発表することについて、相当苦労しながら昨日になったというように思われます。そのような疑問は本当に相当だと思いますけれども、そういうことも踏まえながら発表が昨日になったことについて、ご理解を賜りたいと思うところです。

 
(問) 少し重複するかもしれませんが、建築士が偽装ではないというように弁解していることについて、率直なご感想をお伺いしたいのですが。

「犯罪者は意思はありませんでしたと絶対に言うのですけれども」(大臣)

(答) 偽装でないと言っても、そう言われないために、例えば筋交いの部分がどうだとか言う具体的なやりとりもしながら、そしてその場で手計算をしてみた結果とかいろいろなことを総合考慮して、「そういった事実を積み上げれば偽装をされたことを自ら認めていらっしゃるのではないのですか」と、「客観的にはそうですね」というところまで、特定行政庁は詰めているのです。犯罪者は×を××意思はありませんでしたと絶対に言うのですけれども、しかしその時の状況や事実関係を全部総合考慮すれば、万人は××意思があったと認めるのが当然だろうということで、××というものを認定するわけでして、それと同じようにこの問題についても、そんな偽装はしておりませんという結論だけを言われても、その積上げの事実、このときにどうだったのか、手計算の結果はどうだったのか、そういうものの積上げの結果、万人がこれは本人が否定しても偽装の意思があったねと、故意があるねというように判断されるというものだと思うのですね。

ですから、私はそういう結論を積み上げた結果を否定されるということは、専門家としては感心しませんねということです。そしてそれは否定されても、我々としては、その積み上げた結果を見てその事実が確定されれば、それに基づいて厳正な処分をさせていただくということです。

「倫理観に欠けた建築士が少なくないということが明らかになって・・」(記者)

(問) これで姉歯元建築士だけではなくて、倫理観に欠けた建築士が少なくないということが明らかになってきていると思うのですが、今の調査はサンプル調査にしても、ちょっと数が少ないのではないかという気がしますけれども、これをもっと範囲を広げるというようなお考えはありませんか。

(答) 相当膨大な中から、我々としては特定行政庁の負担能力とかも総合考慮しながらサンプル数を決め、そしてそれを調査しているわけでして、そのサンプルの中でこういうものが見つかれば、それの幅を広げるという手法をもっていますが、これ以上どれだけ広げても調査が長引くだけで、私はそういうことも全部考慮してサンプルの数を決めているというようにご理解いただきたいなと思っています。

[引用終了]

管理人は、2007年1月25日の新しい耐震偽装問題の発表以来、かなり、丹念にマスメディアの報道を読んだり、見たりしてきました。でも、冬柴大臣のちょー過激なたとえ話を知ったのは今が初めでです。

これは、かなりの確信がなければ、しゃべる事のできないたとえ話。こう感じるのですが、どうなんでしょうか。たとえば、このBlogでは、重罪にたとえるような話は、よほどのことがなければ、できません。

うーん・・・

他にも、(1)国土交通省側が日本建築防災協会や日本建築構造技術者協会(JSCA)に応援を求めたことや(2)水落一級建築士がJSCA認定の建築構造士であることも、(3)京都市がヒアリングをしたのが10月、11月頃だったこと、あと千葉のアパ物件にも疑惑があること、これらを、少なくともこの質疑応答の終了時点で、メディアは、すでに、知ってたんですよね・・・・記者が自分で質問したり、大臣が答えたりしてるんだから・・・なにか、こう、しっくりこない気が・・・ここ数日の新聞、少し、調べてみたくなりました。

追記(2007.1.30, 23:00)

大臣のたとえ話の部分が、どうにも、気になりました。で、思い直して、一部、文言を改変し、大臣答弁の一部を×に置き換えました。×部分については、国土交通省HPの書類「冬柴大臣会見要旨(平成19年1月26日)」で、各自、お確かめ下さい。
http://www.mlit.go.jp/kaiken/kaiken07/070126.html
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2007.01/30(火) |  未分類  | Comment(3)  []

 
 

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■□ 見ました

From : 疑問詞 #8l8tEjwk / URL -  2007.01・31  [edit]

大変な内容と思います。

マスメディアは何故報道しないか!?

管理人さん、他の掲示板等バリバリ貼ってくださいませ!

■□ 

From : 管理人 #- / URL -  2007.01・31  [edit]

疑問詞さん。

なんでなんでしょうねえ。ほんとに疑問です。ここ数日は、めまぐるしく、ヘロヘロになってきました。他の掲示板にまでは手がまわらないかも。PRどうかよろしく。m(_ _)m。

国交省HPってかなり情報の宝庫だけど、あんまり、みんなはアクセスしないんでしょうかねえ・・・ぼくは、二日に一回くらい。

■□ 管理人のみ閲覧できます

From :  # /  -  2007.12・19  [edit]

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