耐震偽装と報道責任

 - 本当のことが知りたいんで...耐震偽装と報道責任にタックルしちゃおうかな、と
 
 

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■□ 水落建築構造士、明日上京 JSCAに応援依頼

水落建築構造士造士、京都市に反論 科学的な根拠を示せ、と JSCAにも応援依頼

水落建築構造士は、改ざんではなく、修正であると訴え続けています。報道から紹介します。

建築構造技術者協会に説明へ=「応援ほしい」と水落建築士」(時事通信社,2007,1,30)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007013001205

[引用開始]
京都市のホテル2棟の耐震強度偽装問題で、構造設計を担当した「田村水落設計」(富山市)の水落光男1級建築士(58)が業界団体の日本建築構造技術者協会(JSCA、東京都千代田区)に対し、2棟の構造計算書を提出して説明することが30日、分かった。同建築士は、偽装でないことを確認してもらい、今後の対応で応援を求めたいとしている。
[引用終了]

耐震偽装をあらためて否定 京都のホテル、水落建築士」(共同通信, 2007,1,30)
http://www.47news.jp/CN/200701/CN2007013001000740.html

[引用開始]
「私の計算上、耐震強度不足は納得できない」などと主張し、耐震強度偽装や耐震強度不足といった指摘の撤回を求めた。

また水落建築士は、京都市に対し「なぜ数字が私の計算の半分になるのか、根拠の情報を開示してほしい」と話した。
[引用終了]

次は、北日本新聞です。こちらは、地元だけあって、かなり詳しい。

一日に上京し、JSCA、幹部に事情説明 水落建築構造士

「京都市に計算法説明要求へ 耐震偽装問題」(北日本新聞, 2007,1,31)
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070131/2786.html

[引用開始]
「田村水落設計」(富山市清水中町)が京都市の二ホテルで耐震強度の偽装を指摘された問題で、同社の水落光男一級建築士は三十日、二ホテルの構造計算について独自に解析した文書を示し「姉歯秀次元一級建築士とは同じにしてほしくない。安全な建物を作ることが生きがい」と話し、あらためて偽装や耐震強度不足を否定した。

水落建築士は、確認申請時と設計変更後の建物の構造の違いの概要、構造計算の解析手順などを説明。通常のソフトで計算できない筋交い(ブレース)部分の解析は、二つのソフトを併用する計算方法で行い、変更前も変更後も安全基準を満たしているとした。別のソフトによる解析でも、ほぼ同じ結果が得られたという。

その上で水落建築士は「自分の計算上では耐震強度不足との指摘は納得できない」と主張。強度不足について、設計とは別に施工などの問題がある可能性も推測できるとし、問題を公表した京都市側に引き続き情報開示を求める考えを示した。

一方、田村直久所長は同日、国土交通省や京都市に計算方法などの説明を求めたが、「回答がなかった」と話した。同社は今後の対応として、水落建築士が一日に上京し、日本建築構造技術者協会(JSCA、東京)幹部に事情を説明する。また、構造計算書を再調査する第三者機関を模索する。
[引用終了]

京都市側も一歩も引かず

一方、京都市側も譲りません。
京都新聞はこう報道しました。

「建築物への抜き打ち検査強化へ 耐震強度偽装を受け京都市」(京都新聞,2007,1,30) 

[引用終了]
京都市下京区の「アパヴィラホテル京都駅前」と「アパホテル京都駅堀川通」で耐震強度の偽装が発覚したことを受け、市は30日、市内で工事中のマンションやホテルなど大規模建築物への抜き打ち検査を強化する方針を明らかにした。

<中略>

今回、新たにホテルで耐震偽装が判明したため、抜き打ち検査の対象をマンションだけでなく、ホテルやオフィスビルにも対象を広げるとともに、毎月2回のペースで行うこととし、監視を強化する。

一方、市は、民間の「京都確認検査機構」(中京区)が建築確認で偽装を見抜けなかったことも重視し、2月中旬に同社を含む市内の26社の民間検査機関でつくる「市指定確認検査機関連絡会議」を緊急開催することも決めた。構造計算を調べる担当者に偽装手口を紹介し、不信に思った場合、再計算の徹底を呼びかけていく。
[引用終了]

JSCAは、公平公正なジャッジとデータの情報公開を!!


さて、1月29日の本Blog日記「水落建築構造士反論 JSCA検証が必要不可欠」でも述べましたように、事態は、水落建築構造士VS京都市+国土交通省のたいへんに高度な学問的論争 (破壊力学+法的手続)となってきました。

よって、市民的には、とりあえず、JSCAや日本建築防災協会の見解の公表を待つしかありません。

特に、JSCA、つまり、1月26日の大臣会見で冬柴国土交通省大臣が言及した(社)日本建築構造技術者協会は、日本に約2500人しかいない建築構造士資格の認定団体です。よって、JSCAには、今回の問題について、一般市民にわかりやすいように公平公正なジャッジをし、かつ、第三者が検証可能な程度にまでデータを情報公開する社会的責任がある。こう言わざるをえません。

JACAのHPはここ。
http://www.jsca.or.jp/

見解の相違で終る可能性も そもそも偽装の定義は??

ただし、地震のときに、建物がどこから、どのようにして壊れ出すかなんてことは、計算では、ある一定の精度までしか、わかりっこない。言い換えると、どんなもっともらしい式をつくって、ある数字が出たとしても、それはかなりの誤差を含む近似に過ぎないはずです。ある強度の先は、きっと、技術者の考え方次第だと思います。

極端に言うと、「いや、これで大丈夫だと思うよ。えっ、根拠を示せ。それは、これまでの経験とカンだ。この壁は壊れない」。こういう話と言えるかもしれません。

「そっ、そんな、無責任な」っておっしゃる方もいるかもしれませんけど、例えば、天気予報を思い出してください。明日の天気、いつも、いつも、ビッタリとあたりますか。あたんないですよね。つまり、科学にあまりに過大な願望を持ちすぎるのは間違っているのです。

京都のアパ物件については、0.7以上の耐震強度がある点については、全員一致しているようです。よって、0.2とか、0.3などというケースではないので、両者共に一歩も譲らず、最後は、「見解の相違ですね」と言う結果になる可能性はかなりあります。

もう一点。

偽装か、それとも、修正かの両者のやりとりでは、法的手続き上の論議がなされることは必至です。よって、もう一度、「偽装」の定義からスタートしなければならないかもしれません。少し前に、「いじめ」の定義をしなければならなかったように。

そもそも
なにをもって「偽装」と定義し、なにをもって「修正」と区別するのでしょうか??
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TAG : 水落建築構造士 /SCAに応援依頼 /上京予定 /

2007.01/31(水) |  未分類  | Comment(5)  []

 
 

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■□ 埼玉の事務所もデータ偽造

From : 構造計算書偽造 浅沼 荻島 #jMdoBaNc / URL -  2007.01・31  [edit]

http://www.tokyo-np.co.jp/taisingizo/list0603.shtml

札幌市のマンションの構造計算を担当していた埼玉県内の設計事務所が、
マンション2棟の構造計算書のデータの一部を改ざんしていたことが発覚、
マンションの建設が中断していることが16日、分かった。

建築確認をした民間検査機関日本ERIが再計算したところ、
基準値を満たすよう一部でデータを差し替えた形跡が見つかった。
(2006年3月16日)

■□ 

From : ちろりん #- / URL -  2007.01・31  [edit]

水落建築士は偽装を認めてないようですね。京都市も一歩も譲らないですし。京都市は間違ったことはしていないので、徹底的に水落建築士ならびにアパを追及すべきです。地元民としてこの問題をこのまま放置して欲しくないです。

■□ 

From : 管理人 #- / URL -  2007.02・03  [edit]

こんにちは。

お返事遅れて申しわけありません。
貴重な情報をありがとうございました。今後もどうかよろしくお願いいたします。

あ、Yahooグループ「藤田東吾を国会へおくるかい??」もよろしく。表では書けないディープな議論もして行く予定です。

■□ 

From : 管理人 #- / URL -  2007.02・03  [edit]

ちろりんさん、こんにちは。

こんにちは。

お返事遅れて申しわけありません。データがないので、なんとも言えませんけど、水沼さんの「工学計算上で意図的な偽装はしていない」には、真摯に耳を傾けるべきと思います。

この問題は、構造的な問題と思いますから、きちんと解決して、乗り越えて行く為には、水沼さんも含めて、多くの人の叡智を集めなければならないと思います。

今後のためには、法的な免責を保証し、かわりに真実を述べてもらう、という概念の導入が不可欠です。

因果関係の元に発生した損害については、無過失責任主義の立場に立って、公的負担により解決を図る必要があるのではないでしようか。

なにしろ、これは、「住の安全」の問題。管理人は税金はこういうときこそ使うもの、と感じます。。。。

■□ 管理人のみ閲覧できます

From :  # /  -  2007.12・17  [edit]

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