耐震偽装と報道責任

 - 本当のことが知りたいんで...耐震偽装と報道責任にタックルしちゃおうかな、と
 
 

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■□ 耐震偽装 オープンピアレビュープロセスを!!

理系的争点と文系的争点

水沼建築構造士VS京都市&国土交通省の争いは、2つに大別できると思われます。

1つ目は、要求されている一定の耐震力を導き出した工学上のプロセスが妥当なのか、否か。
2つ目は、建築基準法などの法令に照、手続きが、適法なのか、否か。

前者は理科系的な問題、後者は文科系的な問題。
こう言えるかもしれません。

管理人は理科系です。よって、ある自然科学系レポートの提出時にこだわるのは、なんといっても、中身です。レポート内容の自然科学的な妥当性です。一方、要求される形式的条件、例えば、法令とか、締め切り日とか、書式とか、捺印の有無とか、訂正の仕方には、本当は、なんの興味もありません。というか、はっきり言ってキライです(笑)。

例えば、「署名だけではダメです。必ず、捺印してください」と言われると、「すみません、すぐ、捺印します」と神妙な外見を見せます。が、しかし、実は、(ハンコなんてなくたっていいじゃん、計算は大丈夫なんだからさ。)と、心の中で、悪態をつきます。

この2種類の争点が、今回は特に、ごちゃごちゃになっている印象があります。

データの開示と科学的な検証が必要 Open Peer Review Trial and Debate!!

今回は、理科系的争点の話を書きます。

耐震力の数値について、水落建築構造士と京都市のの見解は、真っ向から対立しています。したがって、第三者を、科学的に納得させるためには、各自が検証方法や結果などの証拠を開示しなければなりません。開示された証拠は、科学的な判断能力を持ったジャッジによって、科学のルールに則って、検証されなければなりません。

この検証過程は、もちろん、開示されなければなりません。なぜなら、ジャッジが間違う可能性もあるからです。一人でも多くの専門家の目が必要です。

また、この問題は、社会問題化しています。よって、実際に、中立公平なジャッジだったというだけでは不十分です。「たしかに、中立公平なジャッジだったな」という外見も要求されます。そのためには、すべてを公開してのジャッジが必要と思います。

つまり、通常の非公開のピアレビュープロセスではなく、オープンなピアレビュープロセス(例えば、『Nature』の"Nature Peer Review Trial and Debate") が要求されている。こう感じます。
http://www.nature.com/nature/peerreview/index.html

中立公平らしさのためには、ジャッジの人選も大事な要素です。たとえば、ある裁判で裁判官がどちらかの親戚だったと仮定してみましょう。この条件下では、たとえ、すべてをオープンにして審議して、公正中立に判決を下したとしても、心理的に受け入れられない可能性があります。また、裁判官が意識し過ぎて、かえって、判決が身内に厳しくなってしまう可能性もあります。水落建築構造士はJSCAの会員です。しかるべき対処が必要と思います(前記の仮定は、あくまで、帰無仮説)。


水落建築構造士 JSCAに事情 「必要に応じて再び話を聴き、対応を判断」(JSCA幹部)


さて、今日の水落建築構造士のご様子をKNBが報道しました。以下に、引用します。
動画もあります。
http://www2.knb.ne.jp/news/20070201_10146.htm

[引用開始]
耐震偽装、水落建築士が協会に対し説明

富山市の水落光男建築士は、1日、みずからが所属する日本建築構造技術者協会に対して、一連の問題の経緯を説明しました。

水落建築士は、当初、みずからが会員として所属する東京・千代田区の日本建築構造技術者協会を訪れると話していましたが、ここには現れませんでした。

関係者によると、東京都内の別の場所で協会の幹部数人と面談し、一連の問題の経緯について説明したということです。

面談は1時間以上行われたということで、水落建築士は耐震強度を偽装したという指摘を改めて否定したうえで、国土交通省や京都市が構造計算書を再調査した結果とみずからが計算した結果が大きく異なる点について、客観的に判断できる第3者の紹介や機会を設定するよう求めたとみられます。

協会の森田雅文常務理事は「きょうは本人から事情を聴くのが中心で、今後、必要に応じて再び話を聴き、協会としてどう対応するかを判断したい」と話しています。
[引用終了]

客観的に判断できる第3者・・・
例えば、日本建築防災協会「違反是正計画支援委員会」でしょうか??

なお、「違反是正計画支援委員会」については以下を。

「今般、構造計算書の偽装問題に対して、国土交通省方の委託により、特定行政庁からの要請に基づき必要な助言を行う「違反是正計画支援委員会」を設置いたしました。(2006.2.2)」(日本建築防災協会HP)
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/





『藤田東吾を国会へおくるかい??』に参加する

http://groups.yahoo.co.jp/group/togotodiet/


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2007.02/02(金) |  未分類  | Comment(2)  []

 
 

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From : 三介 #CRE.7pXc / URL -  2007.02・21  [edit]

今晩は、お久しぶりです。直接ログに関わらないようなことを書いてしまいますけど、
東横いんの不正改造とか、つまり障害者向けの部屋や駐車場を一般向けにしていた問題、(ビジネス)ホテル業界トップの会社の社長が悪びれず、そんなこと何処でもやっているって、当初、記者会見してましたよね。で、いつの間にか、フヤムヤになって行きました。その際、新聞でも、確認申請用の図面と、実際の工事用の図面があることとか、少しだけ報じられました。

このアパさん(水落さん)の事例が本当に特殊なのか?姉歯氏とは全く同じでないにせよ、例外として存在するのなら、工学的に扱うだけで、済ませれるんでしょうけど。どうもそうじゃないって気がします。
公害(水俣病とか)の疫学判断、統計の評価、理系、文系という枠では割り切れなかったですし、今も裁判と政治との狭間に居ます。社会的な規模の大きさから言うと、この耐震強度不足の問題は、そういった公害問題並みか、それ以上にデカイという気がしています。
だからこそ、埋もれさせないように、こうやって、問題を問題として扱い続けることが大事なんだという点では、思いを同じくしています。

■□ 

From : 管理人 #- / URL -  2007.02・25  [edit]

三介さんん、こんばんは。

人の噂も75日という言い方もあるように、かなり、忘れやすい国民性なのかもしれませんし、水に流すという言い方にあるように、あまりしつこいのは、潔くないとする国民性なのかもしれません。

管理人はけっこう凝り性です(笑)

姉歯さんと水落さんはかなり質的に異なる問題のような気がしています。

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