耐震偽装と報道責任

 - 本当のことが知りたいんで...耐震偽装と報道責任にタックルしちゃおうかな、と
 
 

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■□ 千葉のアパマンション 耐力不足 千葉県発表 建築構造士は大丈夫と主張

アパマンション 5棟中1棟 耐震不足と県発表 0.74

2月2日13時2分配信の時事通信によると、藤田さんが2006年春から、耐震偽装の疑義ありと主張してきた千葉県のアパグルーブマンションのうちの一棟が、耐震強度不足だった、と千葉県が発表した、とのことです。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/false_quakeproof_data/?1170399087

[引用開始]
千葉のアパマンションも偽装か=耐震強度、基準の74%

千葉県は2日、田村水落設計(富山市)が構造計算をした同県成田市のマンション「アパガーデンパレス成田」(工事停止中)の5棟のうち1棟(44戸、11階建て)の耐震強度が不足していると発表した。耐震強度は基準の74%という。県は同日、建築主の「アパマンション」(金沢市)に対し、補強計画などの報告書提出を求める勧告を出す。
[引用終了]

水落建築構造士 耐震不足はないという認識示す 両者がっぷり四つ!!

これに対して、水落建築構造士は、反論しています。
以下、KNBのHPより。動画もあります。
http://www2.knb.ne.jp/news/20070202_10158.htm

[引用開始]
耐震強度不足、水落1級建築士否定的な見解示す

千葉県は2日、水落光男1級建築士が構造計算した千葉県成田市のマンション1棟で耐震強度が不足していたと発表しました。千葉県の発表について水落建築士は、まだ充分に内容を検討していないとしながらも否定的な見解を示しています。

水落一級建築士は「ショックはショック」「残念だが、今も偽装だとか耐震不足で設計していない、安全と確認して設計している」水落建築士はこのように述べ、耐震不足はないという認識を示しました。
 
また、千葉県側が水落建築士の説明として、建築確認の締め切りが迫っていたので、構造計算書の数値の部分的な差し替えを行ったとしている点については、「私は認識していない」と否定しました。

水落建築士は、千葉県の発表の内容を精査し、建築主のアパマンションと連絡を取って、対応していきたいと話しています。
[引用終了]

時系列が逆ですけど、KNBのもう一本のニュース「千葉県のマンションも耐震強度不足」を以下に。

日本建築防災協会は千葉県側に・・・


[引用開始]
千葉県が成田市のマンション1棟で耐震強度が不足していたと発表

千葉県は2日、富山市の水落1級建築士が構造計算した千葉県成田市のマンション1棟で耐震強度が不足していたと発表しました。新たに耐震強度不足が明らかになったのは、建築主がアパマンションで富山市の水落光男1級建築士が構造計算した千葉県成田市の「アパガーデンパレス成田」です。

5棟あるうち、11階建ての1棟の耐震強度が国の基準の74パーセントしかなく、建築基準法に適合しないと判断されました。

この建物は、建築確認を行い現在は廃業しているイーホームズが去年3月、構造計算に疑問点があると報告したため、千葉県が工事を停止させて去年5月から再審査をしていました。

そして再審査では耐震強度が不足しているという結論に至り、さらに客観的な判断を求められた日本建築防災協会も千葉県の判断のほうが妥当という見解を示しました。
[引用終了]

今日の日記「耐震偽装 オープンピアレビュープロセスを!!」で紹介した「違反是正計画支援委員会」の設置されている日本建築防災協会が「千葉県の判断のほうが妥当という見解」はかなり重要と思います。
http://tobeajornalist.blog71.fc2.com/blog-entry-76.html

「今般、構造計算書の偽装問題に対して、国土交通省方の委託により、特定行政庁からの要請に基づき必要な助言を行う「違反是正計画支援委員会」を設置いたしました。(2006.2.2)」(日本建築防災協会HP)
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/

今こそ 知識人の社会的責任を果たすべき時 チョムスキー先生ならそうおしゃるはず

切迫の度合いはますます高くなつてきました。今回の第2次耐震偽装の疑義事件をしっかりと検証して、乗り越えていくためには、JSCAの見解だけではなく、日本建築学会の見解も必要かもしれません。村上周三建築学会会長の年頭所感2007年年頭の挨拶(PDF)を、今、拝読して、そう、感じました。
http://www.aij.or.jp/jpn/guide/index_g.htm

一方、ぼくたち市民は、もう少し、静かに事態を見守るしかありません。なにしろ、議論内容が高度過ぎますので。このことは、裏をかえすと、現在、論議されている工学的内容をきちんと把握している方は別ということです。むしろ、積極的に、この問題を、BLOG、HP、あるいは、掲示板で、一般市民に理解できるようにご説明くだされば、と願います。

もちろん、具体的データがお手元に無い方がほとんどでしょうけれども、それでも、一般論としてならば、ある程度まではコメントできるのではないでしょうか。たとえば、このいわゆる「耐震強度1.0」という数値の算出式のパラメーターや得られた数値の誤差の大きさについて、などなど.

Show the flag!!
Boots on the ground!!




『藤田東吾を国会へ』に参加する


http://groups.yahoo.co.jp/group/togotodiet/

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TAG : アパマンション /イーホームズ /アパガーデンパレス成田 /

2007.02/02(金) |  未分類  | Comment(5)  []

 
 

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■□ 

From : heat_takeshi2005 #7iSbDyII / URL -  2007.02・03  [edit]

こんにちわ。
耐震強度1.0は法で言う必要強度(1次設計:稀な地震、2次設計=保有耐力=極めて稀な地震)についての数値です。
耐震強度の余裕を保つのは厳密に言うと設計者に権限はありません。
ヘタすると無駄な?余裕を確保してコスト増による施主の損失として訴えられる可能性もあります。
この辺りが施主と構造無知な意匠設計者だけの接触により、下請け構造設計者との意思疎通不足であいまいな現状です。

法は地震被害の蓄積評価により時系列的に要求が変化します。
新耐震(’86)以前の建物は現行法と比較すると要求耐震性が低いてすが、合法と解釈します=既存不適格
国の立場として、古い建物は耐震改修促進法により不特定な人が利用する建物について耐震診断を推奨となりましたが、所有者の診断費用捻出が経済低迷により停滞&耐力不足なら補強費用負担が重いので 触れずにいたいのが本音でしょう。
記憶からの記述ですが、先ごろ行政側が耐震診断を行う勧告などの公表可能?等 法が強化されました。
商業施設に関しては営業妨害の恐れもあり、知りうる限り行政側は慎重にて今のところ公表のケースは無いと思われます。
以上 参考にしていただければ

■□ 冷静な報道を期待したいと思いませんか?

From : ivanat #CRE.7pXc / URL -  2007.02・03  [edit]

お早うございます。
heat_takeshi2005さんのご意見に賛成です。
>新耐震(’86)
1つだけ、訂正点、新・耐震基準は81年です。

あ、それと、此処の記事ではないですが、前ログの
>県合同庁舎 耐震強度0.12と判明 耐震偽装 (02/02)
この時期における、この辺の報道・発表をどう評価するか、の警戒点。
個々の自治体の無策だけをあげつらうのではなく、総括者=国交省とその関連法人の無為無策の方にも、バランスよく報道して欲しいと思っているということです。特に地方選前ですから・・。

まあ一つの記事で余りに多くを要求すると、読み手には分かりにくくなるので、何ですが、地方分権というか、各関係当事者が対等に意見表明できることこそが、真の実態解明、対策立案に資すると思いますので。

個々の強度不足物件を丁寧に見る目と、耐震不足建物の日本全体の構図を鳥瞰する目と、いずれにも冷静なマスコミ報道を期待したいと思いませんか?
大きな問題であるだけに余計、一歩ずつ改善していく方法の策定には細心の注意と長期にわたる忍耐力が必要でしょうから。
ま、この耐震偽装事件だけに限りませんが・・。

では。

■□ 訂正感謝

From : heat_takeshi2005 #7iSbDyII / URL -  2007.02・03  [edit]

こんにちわ
間違っていました。81年への訂正ありがとう。
S56年とごっちゃになっていました。

■□ 

From : 管理人 #- / URL -  2007.02・04  [edit]

heat_takeshi2005さん、こんにちは。

お返事遅れて済みません。

耐震強度について質問があります。この数値の誤差について知りたいのです。もちろん、ご経験や直感による感覚的なもので結構です。

耐震強度とは、Qu/Qunという比の値と思われます。で,Quは各階の保有水平耐力、Qunは、各階構造体に作用する水平力、とのこと。

で、知りたいのは、Quの誤差の範囲、つまり、各階の真の保有水平耐力の値とモデル化されて計算されたであろう値との誤差です。どのくらいの幅があるのでしょうか??何パーセントくらいでしょうか??

また、Qunは3つのパラメーターの積のようです。即ち、Qun=Ds×Fes×Qud。ここで、Dsは各階の構造特性、Fesは、各階の形状特性、Qudは各階に生じる水平力と理解しましたが、これでOKでしょうか??

となると、これらの3つの値も真の値に対して、ある誤差が生じていると思われます。これらの誤差を総合すると、算出されたQunは、真の値に対してどの程度の誤差を含むのでしょうか??

さらに、言うと、このQudは水平力ですけど、地震波は、水平波しかないのでしょうか??何となく震源地や地震の種類によっては、もっと複雑な力が建物にかかるのではと言う気もします。なぜ、水平力だけでOKなのでしょうか??水平力以外は小さいので無視できるのでしょうか??

これらの質問をしたのは、耐震強度という数値が、少なくとも、工学上は大まかな目安にはなったとしても、ある建物の地震に対する真の耐力を厳密に表す数値ではないでは??こういう根本的疑問を感じるからです。

言い換えれば、文科系的観点からはこの数値は絶対的なもの。つまり、1.0を切れば違法で切らなきゃ適法。なぜなら、人がそう法で定めたから。But、理科系的には、1.0なら合格、0.9なら落第とできないんじゃないのかなと思うのです。

■□ 

From : 管理人 #- / URL -  2007.02・04  [edit]

ivanatさん、こんにちは。

日本には、1.0を切る建物たくさんあるような気がします。法に違反しているかどうかもおろそかにできませんけど、まずは、命の安全を優先すべきと思います。

で、まず、既存の建物について、すべての建物の全棟検査をする。なぜなら、これから立てる物とは違って、現に、人が利用しているわけなので生命身体の安全に関わるからです。

次に、緊急性、公共性、歴史性を勘案しながら、補強して行く。もちろん、検査と補強は併行して行なう。もし藤田さんの言うように、あまりに大規模な補強が必要なら、特別立法などで対応する。こう思います。

税金を使うべきです。こういう時のために納税しているのではないでしょうか。(あんまり払えて行くてすみません。m(_ _)m)。住の安全にはお金を惜しむべきではないし、困った時には助け合う気持ちが大事と思います。

一人の建築士や設計事務所やディペロッパーをひたすら責めるだけでは良い解決は得られないのではないでしょうか。場合によっては、大幅な免責を保証して、ほんとうのことを言ってもらうという手法も検討すべきと思います。

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